集計をどのように行うか計画することは、分析計画につながります。
アンケート調査を行う上で、目的とゴールの設定はとても重要です。
目的とゴールに照らし合わせながら調査項目を具体的に設計してゆきます。
アンケートが集計しやすく出来ていることは、分析しやすいだけでなく質の高い回答を得ることにもなります。カテゴリー数が多いMAやカテゴリー文が長いと、回答者の解釈が安定しません。自由回答も集計や分析の難易度を上げるだけでなく、節度を持って取り入れなければ回答者の意欲が低下しかねません。
限定質問は複雑化しないようにシンプルに。
Yesと回答した人だけが答える質問などを限定質問と呼びます。日常的に自宅で洗濯をする人にだけ、洗濯洗剤の選び方を質問する、など。洗濯する人に聞かなければ意味がない質問であれば必要ですが、限定質問はn(回答数)が減りますので、分析手法によっては不可能になる場合が出てきます。集計結果では実数ではなく%(割合)で解釈することが多いと思いますが、常に母数を意識することも重要です。
「家で洗濯する」
↓
「洗剤を買う」
↓
「ジェルボールを使う」
↓
「○○ブランドを使ったことがある」
↓
「○○ブランドを選んだ理由}
割合だけで追いかけると気づきにくいですが、仮に100人に調査したとして、「○○ブランドを使ったことがある」が25%とします。「4人に1人に選ばれている○○ブランドはxxxが魅力で選ばれている」といった解釈でよいでしょうか。人口やブランドの販売数に戻す作業(ウエイトバック集計)をすると、25%の母数が以外に少ないことがあり得ます。
また、集計プログラムによっては集計手順やチェックが複雑化してコストアップにつながる場合があるかもしれません。限定質問やカテゴリー数などを整理することは、集計効率を上げるのが目的ではなく、分析の質を上げることすなわち調査報告の信頼度を上げることになると考えます。
Excelエクセルでのデータ集計や関数の駆使といった情報は数多くあるようですが、アンケートを簡潔にし分析精度を上げるためには適切なアンケート集計ツールを使うことをお勧めします。
